【行方市の概要】
行方市
行方市(なめがたし)は、茨城県南東部の鹿行地域に位置する市である。2006年(平成18年)には鹿島アントラーズの広域ホームタウンに加わった。
地理
東京都心から約70km、県庁所在地の水戸市から約40kmに位置する。東は北浦、西は霞ヶ浦という二つの広い湖に挟まれ、東西の湖岸部分は低地、内陸部は標高30m前後の行方台地といわれる丘陵台地により形成されている。水戸市や土浦市から車で約1時間、石岡市や鹿嶋市からは約30分である。
市勢
市勢
面積:166.33 km2
人口:38,302人
男性:18,809人
女性:19,493人
世帯数:11,626世帯
人口密度:230.27人/km2
(2010年8月1日時点)
隣接する自治体
潮来市
鉾田市
小美玉市
かすみがうら市:霞ヶ浦(西浦)で隔たれているが、霞ヶ浦大橋(国道354号)によりつながっている。
Flag of Kashima, Ibaraki.svg鹿嶋市:北浦で隔たれているが、北浦大橋(県道186号)によりつながっている。
なお、稲敷市、美浦村とは道路(橋)ではつながっていないが、 霞ヶ浦上で境界を接している。
歴史
年表
※(外部リンク)“市制施行10周年特集 行方市も10歳になりました! (PDF)”. 公式ウェブサイト. 行方市 (2015年9月1日). 2018年2月25日閲覧。
行方市発足以前
1968年(昭和43年) - 鹿行大橋の開通。
1975年(昭和50年)4月1日 - 国道355号(千葉県佐原市 - 石岡市間)の制定。
1987年(昭和62年)3月3日 - 霞ヶ浦大橋の開通。
1993年(平成5年)4月1日 - 国道354号(群馬県館林市 - 大洋村)の制定。
1995年(平成7年)2月22日 - 北浦大橋の開通。
行方市発足以後
2005年(平成17年)9月2日 - 行方郡の麻生町・玉造町・北浦町が合体(新設合併)し、行方市が発足。
玉造町の住民の要望により玉造町で実施された「合併に関する住民投票」では、当時の坂本俊彦町長(後の行方市初代市長)が主張する、「麻生町、北浦町との合併」に反対する票が多数を占めたが、町長は合併を強行した。
当時、北部(旧玉造町)の住民からは北の小美玉市(旧:小川町)と、南部(旧麻生町)の住民からは南の潮来市(旧:牛堀町・潮来町)と、東部(旧北浦町)の住民からは東の鉾田市(旧:鉾田町)との合併を希望する意見がだされたが、合意には至らなかった。
2007年(平成19年)4月1日 - 鹿島鉄道線が廃止。桃浦、八木蒔、浜、玉造町、榎本の各駅も廃駅となるが、玉造町駅のみバスターミナルとして敷地と名称が引き継がれる。
2011年(平成23年)3月11日 ‐ 東日本大震災により震度6弱を観測。水道等のライフラインが壊滅的な被害を受けたうえに、旧北浦町と対岸の鉾田市を結ぶ国道354号の鹿行大橋が崩落した(新しい橋が2012年に開通)。