雷山千如寺大悲王院
20230427
神社仏閣、落ち着くよね。
何が?どう?って聞かれると「答えるに能わず」けど。
「落ち着く」、「安心する」など人それぞれと違うと思うし、三つの宗教で同じところが「聖地」
であり争うことが不思議に思える。
日本人は、海外に行くのもいいけど、ちょっと国内に目を向けてもいいんじゃないかな。
福岡県、佐賀県内の人はわかると思うけど福岡市西区の隣接の福岡県糸島市、佐賀県唐津市の隣接、
国内の神社仏閣行った方だと思うけど、まだまだある。
おススメの場所だと思います。
感謝
心経一巻
【Official site】
基本情報
所在地:〒819-1145 福岡県糸島市雷山626
電話:092-323-3547
福岡県糸島市にある「雷山千如寺大悲王院」の施設情報をご案内します。こちらでは、地域の皆様から投稿された口コミ、写真、動画を掲載。また、雷山千如寺大悲王院の周辺施設情報、近くの賃貸物件情報などもご覧頂けます。福岡県糸島市にある神社・寺院をお探しの方は、「旅探」(たびたん)がおすすめです。
千如寺
千如寺(せんにょじ)は、福岡県糸島市の標高954.5mの雷山中腹にある真言宗大覚寺派の寺院。山号は雷山。本尊は千手観音で、千如寺大悲王院(せんにょじだいひおういん)、雷山観音(らいざんかんのん)とも称される。樹齢約400年の大カエデなど、紅葉の名所としても知られる。
歴史
寺伝によると、成務天皇48年(178年)、天竺(インド)霊鷲山の僧「清賀」が渡来し、開創したとされ(寺伝だが、仏教公伝より300年以上前という事になる)、その後、聖武天皇により勅願道場となり、国司により七堂伽藍が建立され、以来、歴代天皇より綸旨を賜ったと伝わる。ただし、江戸時代に記された筑前国続風土記によると、奈良時代に聖武天皇の勅願により、インド出身の僧「清賀」により開創されたと記されている。
「清賀上人」については、建長7年(1255年)などの当寺の文書には「法持聖人」「法持聖清賀」の別名で記されている。
「大悲王院文書」の中の「雷山千如寺縁起」によると、かつての院号は、霊鷲寺(りょうじゅじ)であり、霊鷲寺、染井山霊鷲寺、一貴山夷巍寺(いきさんいきじ)、小蔵山少蔵寺、鉢伏山金剛寺、浮嶽久安寺、種宝山楠田寺の7ヶ寺が、怡土七ヶ寺(いどななかじ)とよばれ(いずれも現在は殆ど廃寺となっている)、霊鷲寺には7ヶ寺の本山として多くの僧坊が建ち、最盛期には300の僧坊があったと伝わる。かつての千如寺を描いた「雷山古図」には「雷山三百坊」といわれるほど繁栄した境内の様子が描かれている。千如寺は、この僧坊の総称であり、また中宮(現・雷神社)横にあった仲之坊を指し、十一面千手千眼観世音菩薩(千手観音)も一山の本尊として同地にあった講堂に安置されていた。
「大悲王院文書」によると、鎌倉時代には盛んに伽藍の建築が行われ、かつて鳥居、楼門、回廊、拝殿、正殿、鐘楼、経蔵のある壮麗な伽藍があったと記されている。その繁栄の要因として、千如寺は雷山にあり北に玄界灘を臨む位置にあるため、鎌倉時代には元寇に対する最前線の祈祷寺院として、幕府から国防の役割を担っていたためと考えられている。その後、室町から戦国の長い戦乱の中で僧坊は荒廃し、仲之坊を残すのみとなった。筑前国続風土記によると、宝暦3年(1753年)に福岡藩主の黒田継高によって再興され、院号を大悲王院と改められた。県の天然記念物に指定されている大カエデも創建の記念に継高が植樹したと伝えられている。
また「雷山千如寺縁起」によると、雷山は曽増岐山とよばれ、水火雷電神を祀る曽増岐神社があり、古来から雨請いの祈祷が盛んに行なわれていた。上宮、中宮、下宮があり、中宮は雷神社とよばれ、下宮は笠折権現とよばれていた。それら上・中・下の三宮の神宮寺が千如寺であり、江戸時代までは神仏習合の山であった。しかし明治維新の神仏分離令により中宮(現・雷神社)にあった仲之坊は廃寺となり、本尊をはじめすべての仏像、古文書などは大悲王院に移された。
境内
仁王門
山門
本堂
七福神堂
聖天堂 - 本尊は秘仏の大聖歓喜天。
虚空蔵堂
観音堂 - 重要文化財の木造千手観音立像を安置。観音像は「雷山の観音様」と呼ばれ、明治の神仏分離のさいに中宮(現・雷神社)より観音堂へ移された。
開山堂 - 重要文化財の木造清賀上人坐像を安置。清賀上人坐像は、明治の神仏分離のさいに中宮(現・雷神社)より開山堂へ移された。
護摩道場
庫裏
宝物殿
客殿
書院
方丈
茶室
前庭 - 福岡県指定天然記念物の楓3本の内の1本の大楓がある。
心字庭園 - 室町時代作庭。福岡県指定天然記念物の楓3本の内の2本とビャクシンがある。
五百羅漢
文化財
国指定
重要文化財
木造千手観音立像 - 指定年月日:1904年(明治37年)2月18日。カヤ材の寄木造りで像高約4.63m、鎌倉時代後期作と推定。第1手は像の正中からやや左にずれた位置で合掌、第2手は法界印定結ぶ。脇手は19対あり錫杖などを持つ。光背の小脇手は、845手が貼り付けられ、手のひらには全て眼が描かれている。千手観音像は千手を略し、48手とする場合が多いが、、本像は実際に千手を持つ像として造られている。
木造清賀上人坐像 - 指定年月日:1914年(大正3年)4月17日。ヒノキ材の寄木造りで、像高約70cm、鎌倉時代後期と推定。数珠を右手に、経巻を左手に持ち、読経をするように口を開き、歯を見えている。数珠と経巻は1956年(昭和31年)に施工された解体修理時の補作で、古絵図によると、近世期には右手に仏鉢、左手に錫杖を持っていたことが確認されている。
福岡県指定
有形文化財
大悲王院文書 員数:493書 - 指定年月日:1980年(昭和55年)3月1日。鎌倉から江戸時代の雷山千如寺に関する資料。伊都国歴史博物館に所在。
木造二天王立像(持国天像・多聞天像) - 指定年月日:2002年(平成14年)4月5日。体内から発見された造立銘に、正応4年(1291年)とある。宝暦7年(1757年)年に修理が行われている。寄木造で、持国天像の像高172m、多聞天像の像高173mである。
天然記念物
大悲王院の楓 員数:3本 - 指定年月日:1961年(昭和36年)1月14日。福岡藩主黒田継高により開山記念として植樹したと伝わり、前庭に1本(1号木)、室町時代作庭と伝わる心字庭園の裏山傾斜地に2本(2号木、3号木)がある。1号木が最大で、樹齢は約400年で、高さ約8m、胸高幹周り2.3m、根周り約13m。主幹が地上1.7mで三つに分枝し、扇形になり四方によく枝葉を広げる。秋には紅葉が美しいことで知られる。
大悲王院のビャクシン 員数:1本 - 指定年月日:1961年(昭和36年)1月14日。心字庭園の池の畔にあり、幹は地表から2本の主幹に分岐し、ビャクシン特有の樹形を呈し、老樹であるが樹勢は盛んである。樹高9m、根回り2m。ビャクシンは、ビャクダンとも呼ばれ杢目が蜜につまった硬木であり、切口や樹皮は研磨すると美しい光をが出し、上品な芳香の香木として知られる。
交通アクセス
バス:JR筑前前原駅より糸島市コミュニティバス雷山線に乗車し、雷山観音前下車すぐ。
自家用車:西九州自動車道前原インターチェンジから8㎞。
【福岡県・糸島市の概要】
糸島市
糸島市(いとしまし)は、福岡県の最西部に位置する市である。
地理
糸島市交流プラザ志摩館
(旧志摩町役場)
糸島市交流プラザ二丈館
(旧二丈町役場)
旧前原市中心部周辺の空中写真。
2001年5月29日撮影。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成。
糸島半島の中央部および西部と、その南側から南西の福岡県西端部の一帯を市域とする。北側と西端部は玄界灘に面し、東側は福岡市に接する。南部は脊振山地があり佐賀県と接している山岳地域で、南西部は唐津市に、南東部は佐賀市に接する。
糸島半島の付け根とその西側の玄界灘沿いの地域を筑肥線(地下鉄空港線)が東西に通っており、沿線の旧前原市域を中心に近年ベッドタウン化が進んでいる。豊かな自然環境や、カフェ等飲食店舗の増加、福岡都心まで都市高速またはJR利用で30分程度という立地もあり観光地・移住先としても注目を集めている。
山: 雷山 (955m) 、羽金山 (900m) 、可也山/筑紫富士 (365m) 、立石山 (210m) 、二丈岳 (711m) 、十坊山 (535m) 、浮嶽 (805m) 、女岳 (748m)
可也山には糸島地域におけるテレビ放送の重要拠点である糸島中継局が置かれている。デジタル放送ではかつて同じ糸島郡であった福岡市西区の一部もエリアに含めている。
河川: 瑞梅寺川、雷山川、泉川
有人島嶼: 姫島
無人島嶼: 烏帽子島
玄海国定公園
脊振雷山県立自然公園
隣接する自治体・行政区
福岡県
福岡市(西区・早良区)
佐賀県
佐賀市
唐津市
地名
旧前原市は「糸島市」の後に従来の町・大字を続ける。他2町は旧町名に合わせ従来の大字の前に「二丈」「志摩」を冠する。
旧前原市
歴史
律令制下では怡土郡と志摩郡に分かれていたが、1896年4月1日、郡制に基づき両郡を合併させて糸島郡となった。市名の由来となっている同郡の名称は合併前の両郡の名前をつなげて別の字を宛てたものである。旧郡名の由来についてははっきりしないが、怡土については弥生時代にその存在が魏志倭人伝に記述される伊都国との類似性が地理上と音韻上の両面から指摘されており、志摩についても島との音韻上の一致が指摘されている。さらにこれらを裏付けるように、旧怡土郡地区からは大量の副葬品を伴う平原遺跡などの弥生時代の遺跡が数箇所発見されており、同じ弥生時代には旧志摩郡地区も、ごく一部を除いて旧怡土郡地区とは船越湾から今津湾にいたる水道によって分離された状態であったと考えられている。
古代
市内各地から縄文時代の磨製石斧や縄文土器が出土している。中国の歴史書である「魏志倭人伝」には、弥生時代に栄えた「伊都国」の記述があり、糸島地方を伊都国と推定する研究者が多い。市内の史跡平原遺跡(ひらばるいせき)の方形周溝墓からは日本最大(直径46.5センチメートル)の銅鏡「大型内行花文鏡(内行花文八葉鏡)四面」(国宝)が発掘された。この平原遺跡は伊都国の女王墓であろうと考えられている。一説(原田大六の説)によれば「天照大御神(大日孁貴)の墓」であり、この出土品の大型内行花文鏡(内行花文八葉鏡)は八咫鏡であるという。
近現代
1898年 - 糸島半島付近でマグニチュード6.0の糸島地震が発生。
1914年 - 木造清賀上人坐像(千如寺大悲王院)が国の重要文化財に指定される。
1937年10月1日 - 北九州鉄道が国鉄に買収され筑肥線となる。
1938年 - 怡土城跡が国の史跡に指定される。
1954年 - 志登支石墓群が国の史跡に指定される。
1958年 - 旧前原町に簡易水道給水が開始される。
1961年 - 前原電報電話局開設。
1983年3月22日 - 筑肥線が電化され福岡市営地下鉄と筑前前原-博多間にて相互乗り入れを開始する。
1993年 - 西九州自動車道「福岡前原有料道路」開通。
2000年 - 筑肥線下山門-筑前前原間複線化。
2001年 - 福岡高速道路と西九州自動車道が連結。
2005年3月20日 - 午前10時53分、福岡県西方沖地震が発生。震度6弱を観測した。
2006年 - 平原遺跡から出土した福岡県平原方形周溝墓出土品が国宝に指定される。
行政区域の変遷
1889年4月1日 - 町村制施行。
怡土郡: 福吉村・深江村・一貴山村・長飯本村(1892年長糸村に改称)・加布里村・雷山村・怡土村
志摩郡: 前原村・波多江村・可也村・小富士村・芥屋村・野北村・桜井村
1896年4月1日 - 怡土郡と志摩郡が合併し糸島郡となる。
1901年9月15日 - 前原村が町制施行し前原町となる。
1931年4月1日 - 前原町と波多江村、加布里村が対等合併し、新町制による前原町となる。
1955年
1月1日 - 前原町と雷山村・長糸村が合併し、新町制による前原町となる。
1月1日 - 可也村・桜野村・小富士村・芥屋村が対等合併し、志摩村が発足。
1月1日 - 一貴山村、深江村、福吉村が合併し、二丈村が発足。
4月1日 - 前原町、怡土村を編入。
1965年
4月1日 - 志摩村が町制施行。志摩町となる。
4月1日 - 二丈村が町制施行。二丈町となる。
1992年10月1日 - 前原町が市制施行。前原市となる。
合併までの経緯
福岡県は、政令指定都市である福岡・北九州両市以外では面積・人口とも中小規模の自治体が多かったことから、いわゆる「平成の大合併」において市町村合併を推し進めた。その結果、1999年3月から2006年3月までの7年間に97市町村→66市町村と3分の2程度に減少したものの、なお不十分として各市町村に合併を求めた。
JR筑肥線(筑肥東線)の電化・福岡市営地下鉄との相互乗り入れによって人口が増えてきた糸島地域についても同様に合併を求められた地域であるが、地域の中心となる前原と、周辺にあたる志摩・二丈との間では、合併によって一極集中・周辺地域の衰退がますます進むのではないかといった不安から、合併には温度差があり、過去に度々議論が頓挫した。2002年には、当時の合併特例法に基づく協議会が設置され、2006年元日を合併期日とすべく準備が進められたものの、上記の理由により破談している。
しかし、その後住民の意識も変わり、3市町が行った住民投票などでいずれも合併に賛成する意見が反対を上回り2008年、県と3市町の議会が合併承認手続きを行った。そして、2009年4月16日付官報本編で糸島市発足が正式に告示された。
合併の方式は、周辺部となる旧2町に配慮し「新設合併」(対等合併、発足時に旧3市町を廃止)。
市役所本庁は前原市役所を使うものの、旧2町役場は「支所」ではなく「分庁舎」とする。
合併後最初の市議会議員選挙に限っては、旧市町のバランスに配慮し旧市町単位の選挙区を設け、徐々に融和を図る(その次の選挙から全市単一選挙区。この方式は柳川市でも採られた)。
これに伴い、志摩町、二丈町が所属する糸島郡(前原市も市制を施行する前に所属していた)および「前原市」は消滅したが、新市名として「糸島」の名前は残った。
行政
市長
月形祐二(3期目)
任期:2026年2月13日
市議会
定数: 20人
任期: 2026年2月13日
公共施設
伊都国歴史博物館
伊都文化会館
消防署
糸島市消防本部
前原出張所
二丈出張所
志摩出張所
警察署
糸島警察署(旧前原警察署)
波多江交番
駅前交番
二丈交番
大門駐在所
長糸駐在所
福吉駐在所
野北駐在所
可也駐在所
引津駐在所
地域
人口
現在、技術上の問題で一時的にグラフが表示されなくなっています。
糸島市(に相当する地域)の人口の推移
総務省統計局 国勢調査より
教育
大学
九州大学伊都キャンパス(福岡市西区、糸島市にまたがる)
短期大学
西日本短期大学二丈キャンパス
高等学校
福岡県立糸島高等学校
福岡県立糸島農業高等学校
中学校
市立
前原中学校
前原東中学校
前原西中学校
二丈中学校
福吉中学校
志摩中学校
姫島分校
小学校
市立
前原小学校
加布里小学校
波多江小学校
長糸小学校
白糸分校
雷山小学校
怡土小学校
王丸分校
前原南小学校
南風小学校
東風小学校
一貴山小学校
深江小学校
福吉小学校
可也小学校
桜野小学校
引津小学校
姫島小学校
経済・産業
観光
農業
漁業
主な企業・工場
志摩テクノパーク - 1986年(昭和61年)に松隈工業団地として開設され、2015年(平成27年)に現名称に改称した[4]。
九星飲料工業
五洋食品産業(東証上場)
糸島農業協同組合
牧のうどん(本店)
日本郵政グループ
ゆうちょ銀行とかんぽ生命保険は事業所を設けず、市内の郵便局が代理店となっている。
前原郵便局
怡土郵便局
加布里郵便局
長糸郵便局
波多江郵便局
志摩郵便局
桜井郵便局
芥屋郵便局
野北郵便局
小富士郵便局
二丈郵便局
福吉郵便局
漁業
マダイの漁獲量は2011年度から2015年度の5年連続で日本一となった(2015年度の1112トン)。
加布里漁港
芥屋漁港
船越漁港
特産品
糸島牛
厚揚げ
イチゴ(あまおう)
カキ
卵
商業
大型商業施設として旧志摩町中心部にイオン志摩ショッピングセンターがある。
このほか、スーパーマーケットが市内各地にあり、また国道202号、国道202号バイパスなどの沿線にはロードサイド店舗や農産物直売所などもある。
交通
空港
最寄は福岡空港。JR筑肥線の利用により乗り換えなしで行く事が出来る。所要時間は筑前前原駅より約45分である。
鉄道
市の中心駅は筑前前原駅。市役所等の主要な公共施設は同駅周辺に集中している。
2019年春に糸島高校前駅が開業した。
九州旅客鉄道(JR九州)
筑肥線(筑肥東線)
波多江駅 - 糸島高校前駅 - 筑前前原駅 - 美咲が丘駅 - 加布里駅 - 一貴山駅 - 筑前深江駅 - 大入駅 - 福吉駅 - 鹿家駅
バス
一般路線バス
昭和自動車(昭和バス)が運行する路線バスと、糸島市が昭和バスに委託して運行するコミュニティバス「はまぼう号」がある。
昭和バスは一般路線として糸島市北部の野北・芥屋・船越など海寄りの地域を結ぶ路線を運行している。かつては現在の糸島市内各地に路線を保有していたが、多くの路線を廃止もしくは糸島市コミュニティバスに移管した。
糸島市コミュニティバスはかつて昭和バスが運行していた市域南部の山間部や糸島市と福岡市の今宿・周船寺を結ぶ路線のほか、旧3市町の中心部相互間を結ぶ庁舎線、糸島市と九州大学伊都キャンパスを結ぶ九大線も運行している。
糸島市では高速バス「いと・しま号」を除き市内全バス路線の運賃が200円均一となっている(庁舎線は100円均一)。また糸島市コミュニティバスの福岡市内区間も200円均一である。
高速バスなど
かつて運行していたいとしま周遊バス(福岡伊都バス)
昭和自動車が糸島市内の旧前原市域・旧志摩町域と福岡市中心部を結ぶ高速バスを運行する。
いと・しま号
博多BT - 中洲 - 天神 - 南風台 - 前原 - 加布里
博多BT - 中洲 - 天神 - 南風台 - 前原 - 志摩地区 - 伊都営業所
ウエストコーストライナー
博多BT - 中洲 - 天神 - 宮の浦 - 二見ヶ浦 - 伊都営業所
1990年11月15日から昭和自動車とほか3社の共同運行で京阪神と筑前前原駅を結ぶ夜行高速バス「サザンクロス博多号」があったが1992年9月28日に休止。2020年以降、森山観光バスが「ハートライナー」の愛称で糸島高校前駅と京阪神を結ぶ夜行高速バスと、糸島高校前駅と大隅半島を結ぶ昼行高速バスを運行していたが、同社が経営破綻し2022年2月3日までに事業を停止したため休止された。このため現在は糸島市内を運行する高速バスは上記の福岡市内との路線のみであり県外への路線はない。
2012年4月28日から土日祝日に筑前前原駅・志摩庁舎と市北部の海岸沿いの観光地の間を運行する路線バス「いとしまの〜んびり周遊バス」(福岡伊都バスに委託)を運行していたが、2014年3月限りで廃止されている。
道路
自動車専用道路
西九州自動車道(福岡前原道路): (TB)前原TB - ( )前原IC - ( )暫定出入口(東交差点) - ( )二丈IC(事業中) - (計画区間、二丈浜玉道路当面活用) - ( )二丈鹿家IC
一般有料道路
二丈浜玉有料道路: 二丈福井 - 吉井IC - 鹿家IC - (E35)二丈鹿家IC
一般国道
国道202号 - 現道とバイパス(今宿道路一般部)がある。現道は筑肥線に並行し、市の中心部を通り市域東西に延びる。バイパスは福岡市境 - 有田西交差点間は西九州自動車道(福岡前原道路)に並行する。東交差点 - 上深江交差点 - 深江ランプ - 二丈福井間は二丈浜玉有料道路に接続する。
県道(主要地方道)
福岡県道・佐賀県道12号前原富士線 - 市中心部から南へ延び、長野峠を越えて南隣の佐賀市富士町大字上無津呂に至る。
福岡県道49号大野城二丈線 - 市中心部より南側の山沿いを東西に延びる。
福岡県道54号福岡志摩前原線 - 糸島半島北部の海沿いに延びる。別名志摩サンセットロード。
福岡県道56号福岡早良大野城線 - 市の東部を南東に向かって延び、糸島峠を越える。
福岡県道85号福岡志摩線 - 市北部に延びる。
船舶
市営: 岐志 - 姫島
名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
観光スポット
白糸の滝
サンセットロード・二見ヶ浦(夫婦岩) -カフェ、レストランが立ち並ぶ海岸線のドライブスポット。サーフィンスポットとしても有名。-
糸島牡蠣街道
芥屋の大門-昭和41年に天然記念物に指定、日本三大玄武洞の一つで最大の物である芥屋の大門を遊覧。玄界灘の荒波に削られてできた自然のオブジェ。六角形や八角形の柱状節理が美しい。 -
雷山千如寺 大悲王院
千寿院の滝
波呂展望台
一貴山展望台
極楽展望台
アンの滝
二丈渓谷
一貴山渓谷
サーフィンスポットとしても有名。
SUNSET LIVE
JA糸島の産直市場「伊都菜彩」
白糸の滝
雷山千如寺大悲王院の大楓
芥屋の大門
施設
伊都国歴史博物館
志摩歴史資料館
伊都文化会館
糸島市図書館
前原市健康福祉センター・あごら
二丈温泉きららの湯(ラドン温泉)
まむし温泉
フォレストアドベンチャー・糸島
自然
雷山 (955m)
白糸の滝
姉子浜の鳴き砂
二丈岳
十坊山
浮獄
神社
細石神社
高祖神社
浮嶽神社
産宮神社
老松神社
松末五郎稲荷神社(毎年12月目隠し女相撲開催)
雷神社 (糸島市)
桜井神社
名所旧跡
史跡
1) 雷山神籠石(らいざん こうごいし)
対象:南北水門・列石
指定主体:国 (国72号)
指定年月日:1932年 (昭和7年) 3月25日
2) 高祖山 怡土城跡(いとじょう あと)
対象:古代の山城で周囲約8km、築城は768年 (神護景雲2年)。
指定主体:国 (国292号)
指定年月日:1938年 (昭和13年) 8月8日、追加(国966号・1944年 (昭和19年) 6月5日と告示38号・2007年 (平成19年) 3月23日)
3) 志登支石墓群(しと しせきぼぐん)
対象:支石墓10基
指定主体:国 (国37号)
指定年月日:昭和29年3月20日
4) 釜塚古墳(かまつか こふん)
対象:円墳、古式横穴式石室 (古墳時代中期)
指定主体:国 (告示69号)
指定年月日:1982年 (昭和57年) 5月7日
5) 曽根遺跡群
対象:次の4遺跡を1件として。
平原遺跡(ひらばるいせき):弥生後期の方形周溝墓。国宝出土(告示146号 一部追加)
ワレ塚古墳(われづか こふん):古墳時代中期、前方後円墳
銭瓶塚古墳(ぜにがめづか こふん):古墳時代中期、前方後円墳
狐塚古墳(きつねづか こふん):古墳時代中期、円墳
指定主体:国 (告示141号)
指定年月日:1982年 (昭和57年) 10月4日、2000年追加 (平成12年) 9月6日
6) 銚子塚古墳(ちょうしづか こふん)
対象:古墳時代前期、前方後円墳、竪穴式石室、銅鏡10面出土
指定主体:国 (第63号)
指定年月日:1957年 (昭和32年) 8月29日
7) 新町支石墓群(しんまち しせきぼぐん)
対象:支石墓
指定主体:国
指定年月日:平成12年9月6日
8) 三雲・井原遺跡(みくも・いわらいせき)
対象:伊都国王の居住した伊都国の中心集落で王都。指定対象は次の3カ所
8-1) 南小路地区 (三雲南小路遺跡)
対象:弥生時代の伊都国最初の王墓として。甕棺2基、銅鏡ほかの副葬品多数
8-2) 番上地区
対象:伊都国対外交渉の中枢地点として。国内2例目の硯(すずり)、多量の中国製の土器(楽浪系土器)
8-3) 加賀石地区
対象:員数1件。伊都国王都の始まりの地点として。弥生時代初期の大型支石墓。
指定主体:国
指定年月日:2017年 (平成29年) 10月13日
井原1号墳(いわら 1ごうふん)
対象:員数1カ所。古墳時代前期、前方後円墳
指定主体:市
指定年月日:2004年 (平成16年) 6月30日
塚田南遺跡(つかだみなみいせき)
対象:奈良時代、駅家跡、古代道路
指定主体:市
指定年月日:1998年 (平成10年) 3月26日
二丈岳城(にじょうだけじょう)
対象:中世山城として。石垣、土塁、堀切ほか
指定主体:市 (二丈町指定文化財第3号)
指定年月日:2008年 (平成20年) 11月25日
長嶽山古墳群(ながたけやま こふんぐん)
対象:員数1件。古墳時代中期—後期、前方後円墳1基、円墳13基
指定主体:市 (二丈町指定文化財第8号)
指定年月日:2009年 (平成21年) 3月31日
福岡領境の境石群(ふくおかりょうさかいの さかいいしぐん)
対象:員数1件。江戸時代 (寛文元年—天保13年)の施設
指定主体:市
指定年月日:2015年 (平成27年) 3月24日、追加2018年 (平成30年) 3月30日 (名称変更とも)
天然記念物
芥屋の大門(けやの おおと)
対象:玄武岩の洞窟。海ばつ8m、大きさはおよそ幅10km、奥行90m。
指定主体:国
指定年月日:1966年 (昭和41年) 3月3日
雷山神社の公孫樹(らいざんじんじゃの いちょう)
対象:員数1本。樹齢900年以上のイチョウ。樹高37.2m、胸高周囲7.2m、
指定主体:県 (県天第38号)
指定年月日:1960年 (昭和35年) 4月12日
萬龍楓(ばんりゅう かえで)
対象:員数3本 (うち2本は切り株)。「萬龍」とは白糸の滝を昇る龍に見える枝ぶりから付いた名前。滝の上に1本が健在だが強風などで滝の前面の2株は倒れた。
指定主体:県 (県天第39号)
指定年月日:1960年 (昭和35年) 4月12日
雷山の観音杉(らいざんの かんのんすぎ)
対象:員数2本。樹齢900年以上のスギ、どちらも樹高30m超、胸高周囲6m超。
指定主体:県 (県天第40号)
指定年月日:1960年 (昭和35年) 4月12日
六所神社の樟(ろくしょじんじゃの くすのき)
対象:員数2本。クスノキの巨樹
指定主体:県 (県天第41号)
指定年月日:1960年 (昭和35年) 4月12日
大悲王院のビャクシン(だいひおういんの びゃくしん)
対象:員数1本 (株元から2本に分岐)。樹高5m、胸高周囲2m。
指定主体:県 (県天第49号)
指定年月日:1961年 (昭和36年) 1月14日
大悲王院の楓(だいひおういんの かえで)
対象:員数3本。ともに樹齢300年超とされる。胸高周囲2.3m超。
指定主体:県 (県天第50号)
指定年月日:1961年 (昭和36年) 1月14日
泉川のハマボウ群落(いずみかわの はまぼうぐんらく)
対象:ハマボウの730株超の群落。北部九州最大級の面積6,095.474m2。絶滅危惧II類(VU)
指定主体:県
指定年月日:2016年 (平成28年) 3月25日
姉子の浜・鳴き砂(あねごのはま・なきすな)
対象:九州で希少な鳴き砂
指定主体:市 (二丈町指文第4号)
指定年月日:1998年 (平成10年) 7月27日
名勝
桜井二見ヶ浦(さくらい ふたみがうら)
対象:海岸線と沖合い約150mの夫婦岩は桜井神社の社地として尊ばれた。夕日の名所。通称「二見ヶ浦」。
指定主体:県 (県名第5号)
指定年月日:1968年 (昭和43年) 2月3日
白糸の滝(しらいとのたき)
対象:高さ24m、最大幅約14m
指定主体:県 (県名第4号)
指定年月日:1960年 (昭和35年) 3月19日
油比の殿川(ゆびの とのかわ)
対象:員数1カ所。湧水を生活用水として利用してきた井戸。
指定主体:市
指定年月日:1994年 (平成6年) 12月27日
泊産安の井戸(とまり さんやすの いど)
対象:員数1カ所。出産に良いと伝わる井戸で、別名「金水」。
指定主体:市
指定年月日:2004年 (平成16年) 6月30日
文化財
桜井神社(さくらいじんじゃ)
対象:本殿・拝殿・楼門 (A)、石橋 (B)
指定主体:県
指定年月日:1977年 (昭和52年) (A)、追加 2003年 (平成15年) (B)
近隣の名所
烏帽子島灯台
若宮神社(桜谷神社)
蒙古山の元寇記念碑
標高158.5mの通称「ムクリ岳」頂上に1895年 (明治28年) に建てられたと伝わる記念碑。
イベント・祭事・催事
追儺祭(鬼すべ)(1月)
Kトラフィーバー(野北)(6月)
いとしま海の祭典 ―芥屋の大門納涼花火大会(7月)
糸島カレーフェスティバル(8月)
サンセットライブ(三日間)(8月末~9月)
KBCオーガスタゴルフトーナメント 芥屋ゴルフ場(8月末~9月)
糸島クラフトフェス・糸フェス(三日間)(9月)
糸島グルメ(i-1)グランプリ(10月)
糸島市民まつり(加布里漁港花火大会)(10月)
糸島ビーチフェスティバル(11月)
サーファーガール サーフィンコンテスト(11月)
ふいご大祭(12月)
出身人物
★は故人
一岡竜司 - プロ野球選手・広島東洋カープ
今田萌 - 女優、タレント、元アイドル(LinQ)
上原あさみ - 芸能プロデューサー・マネージャー、元アイドル(LinQ)
浦和重 - ボート選手・2004年アテネオリンピック出場
大原梓 - 女優
岡部平太 - スポーツ指導者★
川須栄彦 - JRA騎手
久家英和 - 映像作家、デザイナー、元プロBMX選手
久世卓矢 - ナレーター、タレント
篠田麻里子 - タレント・モデル、元AKB48
白仁田寛和 - 元プロ野球選手(阪神→オリックス)
須田邦裕 - 俳優
玉輝山正則 - 元大相撲力士
栃乃藤達之 - 若者頭・元大相撲力士
豊嶋亮太 - プロボクサー、元キックボクサー
Nakanoまる - シンガーソングライター
西崎聡 - 元プロ野球選手(ヤクルト)
西崎伸洋 - 元プロ野球選手(横浜)
野田昇吾 - 元プロ野球選手(西武)、競艇選手
波佐間崇晃 - サガテレビアナウンサー
馬場菊太郎 - 後鰓類学者★
林咲希 - バスケットボール選手(JX-ENEOSサンフラワーズ)
柳川明 - モーターサイクル・ロードレースライダー
山内恵介 - 演歌歌手
山崎元幹 - 南満州鉄道最後の総裁★
山田紗暉 - 元プロボクサー、生まれは飯塚市
山田真子 - キックボクサー、元プロボクサー、山田紗暉の妹
糸島市が舞台・ロケ地となった作品
「ここに、幸あり」2003年公開 けんもち聡監督 糸島市姫島出身の須田邦裕が出演
「Sea of Love~いとしまに魅せられて」(伊集院晃生監督)2013年12月公開
連続ドラマ「いと」(小田憲和監督・定宗賢光監督)
「私の叔父さん」(細野辰興監督)出演 高橋克典
「館橋ノンキー」(野上鉄晃監督)
サスペンスドラマ「タクシードライバーの推理日誌30」出演 風見しんご
東直子「いとの森の家」(ポプラ社)
福岡発地域ドラマ「いとの森の家」(NHK福岡)
藍「ミリオンドール」(WEB漫画、コミックスマート)2015年アニメ化。作中アイドル「イトリオ」出身地として描かれる
アンジュルム「糸島Distance」2016年リリースの楽曲。糸島の他にも福岡に実在する地名が登場する
市外局番
糸島市の所属する前原MAは、隣接する福岡MA(福岡市及び春日市、太宰府市など周辺地域)と同じ092であるが、MAが異なるため、通話は県内市外(隣接)扱い(NTT西日本利用で3分間21円)となる。ただし、特例で福岡MAと通話する際に市外局番 (092) は不要となっている。
【[旅気分]]海界の村を歩く 日本海 壱岐島(長崎県)・勝本浦 】
この動画は壱岐市勝本町の勝本浦地区(故郷・漁師町)だけの動画です。
勝本浦表通りに特化した動画です。
正直、私自身驚きました。私の実家も写ってます。
【辰の島遊覧&渡船】
「日本の海水浴場百選」の辰ノ島。壱岐随一の透明な砂浜の渚、奇岩・断崖絶壁を海から見上げる島巡り遊覧が一押し。
令和3年8月、勝本漁協観光案内所「ヒヨリミテラス」リニューアルオープン。
イカバーガーをはじめ、勝本町漁業協同組合漁師自慢のイカ料理を提供しています。遊覧船利用の前後に、ぜひお立ち寄りください。