なんか、正直、ホッとした。
スケジュールの過密さにちょっとこっちが怖かった。
思ったより元気そうだったし。
ピアノを習ってたけど音楽の薀蓄はわからない。
ただただ、響くんだよね。
どん底にいた自分を思い出さざるを得ないけど、それでも響く。
何がどうといわれてもわからない。
僕にできることは演奏を聴きに行き、『福岡のおじさんだよ』ということくらいしかない。
今日は彼女が先に『大丈夫だった?事故』と聞いてきた。
返す刀で『痩せたよね?』と聞くと『9kg痩せたよ(笑)』って・・・。
まだ覚えていてくれた嬉しさと、変な切なさを感じる。
彼女も僕が守るべき勝手な対象リスト入ってしまっている。
『無理しなくていいんだよ』
『頑張っちゃ駄目だよ』
『苦しかったらちゃんと言うんだよ』
投げかけたい言葉は山ほどある。
とりあえず、今は、『ふぁいと~♪』としか言葉が見つからない。
広汎性発達障害
広汎性発達障害(こうはんせいはったつしょうがい、英: pervasive developmental disorders,
PDD)とは、特異的発達障害(英語版)との対義であり、世界保健機関(WHO)が定めた現在の
ICD-10(疾病及び関連保健問題の国際統計分類 第10版)、さらにかつてアメリカ精神医学会が
刊行したDSM-IV-TR(精神疾患の分類と診断の手引 第4版新訂版)などにおける分類上の概念と
して取り扱われている。[1]。
PDDは、社会性の獲得やコミュニケーション能力の獲得といった人間の基本的な機能の発達遅滞
を特徴とする、5つの精神と行動の障害のグループである。PDDには以下5つの疾患が含まれる。
うち、1-3番目は自閉スペクトラムと呼ばれ一般的である。4-5番目は稀であり、自閉スペクトラ
ムに分類されることもあるが、そうでないこともある。
1.自閉性障害(自閉症、Autism)。
2.アスペルガー症候群(AS, AD)
3.レット症候群
4.小児期崩壊性障害 (CDD)
5.特定不能の広汎性発達障害(PDD-NOS)。非定型自閉症を含み、47%と最も一般的。
なお、その後のDSM-5ではPDDは自閉スペクトラム症に再編され、もはやPDDという概念は用いら
れていない。そのためICD-10とDSM-5では、分類体系は一致していない。
概要
広汎性発達障害には、知能指数が低い場合と高い場合の双方が見られる(後者は、知的障害がな
い、という意味で「高機能PDD」と称する)。知能指数が低い場合の方が、発見が比較的容易だ
ったとされることから旧来より認知されてきており、知能指数の高い場合については、1980年以
降からしばしば認知されるようになった。
かつてアメリカ精神医学会が刊行したDSM-IV-TR(精神疾患の分類と診断の手引 第4版新訂版)
においては、広汎性発達障害に、自閉症、アスペルガー症候群、レット障害、小児期崩壊性障害
、特定不能の広汎性発達障害(非定型自閉症を含む)が掲げられており、世界保健機関が定めた
ICD-10(疾病及び関連保健問題の国際統計分類 第10版)においては、DSM-IV-TRと診断分類およ
び診断基準ともに、やや異なる。
知能指数が知的障害の領域にない広汎性発達障害は、高機能広汎性発達障害(一般的には、略称
の「高機能PDD」を用いるが、通常は高機能自閉症とアスペルガー症候群の2つの総称を指す)と
呼ばれることもあり、発達障害に分類される。自閉症には、知的障害をともなう場合と、知的障
害をともなわない場合である高機能自閉症があり、これらは、別個の障害ではなく一連の要素を
含む先天性認知障害である。
WHOのICD-10においては、症状がいつ認められるかについて統一性がない。自閉症は遅くとも生
後30ヶ月以内に症状が認められる症候群であるとされているが、小児期崩壊性障害はそうではな
い。
広汎性発達障害、特異的発達障害は、双方ともに発達障害であるものの、発達障害の概念につい
ては整理のやり直しが行われており、「○○発達障害」という診断名でなくても、日本の公的機
関における取り扱いにおいては発達障害に含められるものもある。
広汎性発達障害に承認された治療薬はないが、漢方薬の処方例と改善例がある。
分類
ICD-10に基づいて分類すると、F84 広汎性発達障害における下記のものが概ね該当する。
F84.0 小児自閉症
小児自閉症(Childhood autism)、カナー症候群。自閉的精神病質は除外される。
3歳までに形成されるPDDであり、診断基準としては3つの点が基本障害とされている。
対人的な相互反応の障害、社会性の障害。
言語・非言語によるコミュニケーションの障害。
想像力の障害とそれに基づく行動の障害。
てんかんなどの脳波異常や脳室拡大が合併する事もある。 難治性ではあるが特定の症例を除き
進行性ではなく、一患者に於いては発達が見られる。古典的タイプのカナー型自閉症の発症率は
約1,000人に1人で男:女=4:1とされる。人種による差はない。アスペルガー症候群を除き言葉の
発達の障害が見られるため聴覚障害と鑑別しなければならない。聴覚障害や癲癇(てんかん)は
、脳波検査で判定できる。治療は、コミュニケーションを促す療育的対応を基本として、個別一
過性の症状には対症的な薬物療法を行う。薬物療法は、自傷行為に対して向精神薬を用いる等す
る。
F84.1 非定型自閉症
非定型自閉症、非定型小児精神病、自閉的特徴を伴う精神遅滞。
F84.2 レット症候群
レット症候群は、1965年、ウイーンの小児神経科の医師アンドレアス・レット (Andreas Rett)
博士によって一つの症例が発表され、彼の名を取って「レット症候群」と名付けられた。進行性
の神経疾患で、知能や言語・運動能力が遅れ、常に手をもむような動作や、手をたたいたり、手
を口に入れたりなどの動作を繰り返すことが特徴。生後六ヶ月から一年六ヶ月の頃に発症。児童
期には体幹失調・脊椎変形・舞踏病様運動・てんかん発作が現れ、進行性。運動機能が崩壊する
。精神遅滞は重度。ほとんど女児に発症。発症率は女児10万人に6-7人といわれている[1]。
F84.3 その他の小児期崩壊性障害・児童期崩壊性障害
小児期崩壊性障害、ラー症候群、共生精神病、崩壊精神病。
F84.4 知的障害(精神遅滞)と常同運動に関連した過動性障害
精神遅滞と常同運動に関連した過動性障害
F84.5 アスペルガー症候群
アスペルガー症候群、自閉的精神病質、小児シゾイド障害、小児期型統合失調症。一般的には自
閉症の軽度例と考えられているが、自閉傾向が強い場合は社会生活での対人関係に大きな問題が
起きるため、必ずしも知的障害がないから問題も軽度であるとは限らない。言語・認知的発達の
遅滞は少なく自閉症とは区別される。アスペルガー症候群は、知的障害のある例は少なく言葉の
遅れもないため、障害があるようには見えないことが多い。人前で独り言を言ったり常同運動を
したりすることは極めて稀である。一見自閉症にはみえない自閉症といえる。その為に支援が遅
れがちで、大人になってからの診断例も目立つ。2013年刊行のDSM-5では、それぞれ別に分類さ
れていた自閉性障害、アスペルガー症候群、広汎性発達障害が、自閉スペクトラム症/自閉スペ
クトラム障害に統合されるなどの大きな変更があった。